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神奈川県中小企業家同友会
10:00〜18:00(月〜金)

新入社員フォローアップ研修会開催

参加企業27社 受講生51名の過去最高参加

令和5年10月4日(金)神奈川中小企業センタービル会議室において「2024年度新入社員フォローアップ研修会」が

開催されました。

参加企業27社、受講生51名 とこれまでで一番多い参加人数となりました。

本研修会は、半年が経過した新入社員のフォローアップとして社会人としての基礎知識・スキルの再確認、

キャリアプランへの意識づけ、同期との交流などを目的として開催されました。

新入社員としての半年を振り返る

研修では、まず半年間の振り返りを行いました。

新入社員研修の内容を復習し、この半年間でどのような経験をし、何を学び、何に気づいたのかを共有しました。

新入社員研修でも顔を合わせているので、リラックスして仲間と話している風景もありました。

しかし、新入社員研修の時から比べると、社会人になった雰囲気を感じ、真剣に課題や目標について

話し合っている姿も印象的でした。

また、社会人としての基礎知識・スキルの再確認では、ビジネスマナーやコミュニケーションスキル、

問題解決能力など、社会人として必要な基本を学び直しました。

先輩社員達の経験談から今を学ぶ

午後からは、株式会社アンプインテリアデザインの西村萌氏とぜんち共済株式会社の武井智啓氏、先輩社員2人からの

報告がありました。

西村氏からは、入社して半年~二年目になる頃の課題として、ビジネスマナー不足、周囲の評価への過剰な意識、

将来への不安などを挙げ、これらの原因は、コミュニケーション不足、自信のなさ、失敗への恐怖心などが

あったと分析されました。そして、課題克服のためには、失敗から学び、責任感を持って仕事に取り組むことが

重要であると述べられました。

武井氏からは、入社して半年~二年目になる頃の課題として、業務の目的を理解せず、

一人でやり遂げる力も不足していたことを挙げ、その原因が情報収集不足や受動的な姿勢であったと振り返りました。

そして、リーダーとしての責任感や業務をやり遂げ、周囲から感謝される経験を通して課題を克服したと

述べられました。

先輩社員2人は自身の経験を踏まえ、新入社員に向けて仕事における様々な出会いやチャンスを活かすために

小さなことから一つずつやり遂げ、目の前の課題に全力で取り組むことで成長に繋がること、

そして今の悩みは永遠に続くものではなく、今できることに努力を注ぐべきであることなどを伝えました。

先輩社員の経験談に受講生たちは熱心に耳を傾け積極的に質問をしていました。

グループ討論で互いに気づきと学びを深める

グループワークでは、今後のキャリアプランや目標設定などについて、社員教育委員が各班に1人ずつ入り

アドバイスを行い作成しました。

具体的な情景をイメージしながら半年後の自分の姿を具体的に描きその実現に向けた具体的な行動計画を立てました。

最後には半年後の自分に対しての「決意表明」を行いました。

堂々と自分の言葉で今後のキャリアプランや目標、そして研修で得た学びを活かしていく決意を表明する姿は

研修で得た学びを活かし、それぞれの職場で活躍してくれるだろうという期待を抱かせるような決意表明でした。

共に学び、共に育つ、若者たちに期待

研修を通して、参加者同士の交流が促進され、新入社員研修の振り返り、社会人としての意識向上、

キャリアプランへの意識付け、といった成果が見られました。

研修への参加意欲を高めるために、様々な工夫を検討し、より効果的な研修にしていきたいと思います。

今後は、研修で得た学びを活かし、それぞれの職場で活躍してくれることを期待しています。

※社員教育委員会、研修につきましてのお問い合わせをお待ちしております。