2022年11月17日木曜日に川崎市中原区のホテル精養軒で行われる「かながわ経営カンファレンス」、通称『かなカン』。
実行委員長の株式会社イークリードの山本 満博氏に今回のかなカンのテーマや内容についてインタビューを行いました。
「かなカン」とは神奈川県中小企業家同友会が主催する、県内外の経営者が一同に集う経営のための勉強会です。中小企業家同友会の会員はもちろん、経営の勉強をしてみたい会員外の経営者の方、これから事業承継をされる方、社員の方などなど、経営に興味のある方であればどなたでも参加することができます。
歴史のあるイベントで今年で34回目。普段は県内各地区で主に活動していますが、県全体の経営者が集う数少ない機会です。いろいろな業種、世代の経営者の声を聴くことができ、語りあうことができる場です。
かなカンは「講演」と「分科会」に分かれています。
講演では同友会内外から講師をお招きし、テーマに沿った内容をお話しいただきます。
講師と言っても経営者の方ですので、失敗談や失敗をどのように立て直したのか、うまくいった方法は何だったのかなど、リアルなお話を聞くことができます。
そこから経営の理解を深め、自社に不足しているところは何かを知り、自身の経営が正しいのかどうかを自分で判断する一助になるなど、考えることが多い内容の講演となっています。
分科会ではテーマを実現するために、さまざまな角度から検討を行います。「経営理念」「社員教育」などの分科会に分かれ、さらにテーマを掘り下げ、経営者としての学びを深めます。
同友会会員の経営実践報告やパネルディスカッションなどを行い、その後の報告やディスカッションを聞いてどのように考えたか、自社ではどのようにすべきかをグループに分かれて議論を行います。
自社ではできないと考えていたようなことも、議論をする上で実施するためのヒントに気が付いたり、覚悟ができたり。もちろん反省もあり、胸を熱くすることもあります。
第34回かながわ経営カンファレンスのテーマは「未来に繋がる経営が今日から始まる ~100年先まで持続可能な経営を考える」。
なぜこのテーマになったのか、実行委員会がこのテーマに込めた想いを山本実行委員長にお聞きしました。そこには設営支部である、たま田園支部の実行委員の方々が検討を重ね、テーマにもう一歩踏み込む姿勢がありました。
また、インタビューの前日に決まったばかりの特別講演は中小企業家同友会全国協議会(中同協)元副会長 三重県の株式会社宮崎本店 宮崎由至(よしゆき)氏がご登壇されます。あの「キンミヤ焼酎」の宮崎氏です。
講演の内容についてはこれから打ち合わせをしながら磨き上げていくそうですが、創業176年の歴史ある企業だからこそ話せる「長く事業を続けていく秘訣や分岐点」などをお話しいただく予定だそうです。
分科会は今も練り上げている途中ですが、5つの分科会を設営します。今年もそれぞれの分科会で趣向をこらし、思わず「〇〇って何をするんですか?」と聞いてしまうような分科会も。
詳しくは9月初旬に発行されるDOYU神奈川9月号をご覧ください。
神奈川県中小企業家同友会に入会されていない方も「かなカン」にご参加いただけます。
興味のある方はぜひ事務局までお問い合わせください。
※申込フォームなどができましたら、あらためてお知らせいたします。