神奈川県中小企業家同友会の全県行事の一つ、「かながわ経営カンファレンス(かなカン)」。2022年のテーマは「未来に繋がる経営が今日から始まる ~100年先まで持続可能な経営を考える」です。
会員企業の中にも創業100年以上の老舗が何社もあります。
広報誌「DOYUかながわ」10/11月合併号では、その中の1社、小田原にある「ヤブタ塗料株式会社(代表取締役 薮田 直秀氏)」と2032年に創業100年を迎える山北の「旭東ダイカスト株式会社(代表取締役社長 山森 勝利氏)」を特集で取り上げます。100年続いた秘訣と100年を迎えるために何を行っているのかを伺ってきました。
ヤブタ塗料株式会社は明治37年(1904年)創業、今年で118年目を迎えた企業です。ホームページも看板もどこにでもあるような住宅塗装のお店で、我々取材班も「住宅の塗装で100年続いた企業なの?ペンキを売っているの?」と妄想を膨らませてうかがいました。
最初に「塗料」と「塗装」と「塗膜」について説明を受け、その違いを初めて知りました。詳しくは紙面でお伝えします。
塗料販売を基幹事業に、塗料を活かす塗装をするために住宅塗装や工業塗装も行っているヤブタ塗料。塗料の通信販売も業界最速で始めるなど、時代を読んだ経営をされてきています。なぜ塗料なのか、更なる100年を紡ぐためにどのように考えていらっしゃるのか、薮田氏に熱く語っていただきました。
旭東ダイカスト株式会社は現在創業90年。社長の山森氏はある意味有名人。なぜなら各支部で行われる月1回の交流会(例会)に「また出席している」からです。
コロナ禍になって、例会もZoomでの開催ができるようになったことは悩める経営者には不幸中の幸い。県内はもちろん、県外の同友会の例会にも参加できるようになりました。
山森氏は今、県内の例会へ出席することを社長業の一つとしてとらえ、できるだけ多くの例会に参加することにしているそうです。だから、「どこの支部の例会に出席しても、山森氏がいる」ことに(笑)。
これも創業100年を見据え、会社をどのようにしていくのかを考えることの一環だそう。例会で得たことをどのように自分の中に落とし込み、自社で実践しているのか、などなどをお話しいただきました。
10/11月合併号は神奈川同友会会員の方には10月中旬ごろ配布予定です。
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