2023年6月2日、令和5年度の神奈川県中小企業家同友会・2年目社員研修会が開催されました。
今回は24社、45名が参加。昨年行われた新入社員研修会に参加された方がほとんどを占めており、継続して参加をする
事で昨年学んだ事を復習出来るのが、同友会・社員教育委員会が開催している研修会の良さでもあります。
心躍る熱いメッセージを送り、研修がスタートしました。
講義①では有限会社レントオール平塚・所長である髙橋氏にご登壇していただきました。
昨年度開催された同委員会主催の幹部社員研修会を経験して自社の社員に対して
いろいろな角度と視点から自社の社員に対して考えるようになった髙橋氏。
その学びを生かし、今回は「社会人とは??社会人の先輩として幹部社員からの問題定義」をテーマに
自身の体験談を基に内容の深いお話を受講生に伝えていただきました。
そしてグループ討論①では髙橋氏の講義の内容から「講義から何を学び、どのような気付きがありましたか?」を
テーマにして、8グループに分かれ業種は違えど、同じ立場である2年目社員同士のグループディスカッションが
行われ、活発な意見交換の場となりました。
問題提起をしていただきました。
報告者は株式会社吉岡精工の東城有起さんとエコプロコート株式会社の木村美桜さんの2名。
1.1年前から成長したなーと思うところ(自分の強みなど)
2.現在の自分の課題
3.仕事を通して一番嬉しかったこと、一番つらかったこと
4.同じ2年目の参加者へひとこと(これだけは伝えたい、最近思うこと、考えていること)
報告中は両名とも緊張されていた様子の中でも、聞き手の受講生の為に懸命にお話をされていました。
誰かの為に、懸命に、何かをする、というお二人の姿勢から受講生たちも看過されたのか終始真剣な眼差し。
同世代からの報告は受講生の心に響き、みんなが自分事として捉えており、明日からどうすれば実践出来るかを
考えさせてくれる内容でした。
「何事にも必ず理由がある。何故そうなったかを常に考え、自分事として捉えて今後も研鑽を重ねて下さい。」
伝えさせていただき、朝から夕方まで丸1日行われた研修も無事に終了しました。
神奈川同友会の社員教育委員会2年目社員研修は、
「仕事と人生との関わりをしっかりと自覚し、仕事の中に喜びや生きがいを見出す事が出来る人になる」
という目的のもとに行われております。
①1年間の成長を振り返る
②現在の自分の強みと課題の抽出
③会社組織の成り立ちに対する理解を深める
2年目にこのカリキュラムを通し気付きや学びを深め、3年目にはコミュニケーション能力の向上や
プレゼンの基本スキルを身につけるなど、この研修会を通して自分自身のスキルをアップし、
会社に必要な人材となって頂きたいと思います。
私たち、同友会の社員教育委員会の基本理念は『共育ち』。
自分だけが、あの人ばっかり、という自分本位の考え方から、自分から、誰かの為に、という他人本位へと
視点を変えるきっかけ作りの場だと考えています。
そして共育ちから、働くということとは、経済的な目的のほか、
働くひとり一人の自己実現と社会全体の豊かな生活が限りなく実っていくことではないかと考えます。
今回受講していただいた受講生の皆さんの今後のご活躍と成長を心よりお祈り申し上げます。
※社員教育委員会、研修につきましてのお問い合わせをお待ちしております。