2023年8月4日 横浜の中小企業センタービルにて神奈川中小企業家同友会 社員教育委員会による
3年目社員研修会を開催しました。
当日は参加企業15社 受講生23名の社員の皆さんが10時から17時まで『今の仕事の意味』を再考し、
『今後の自身のキャリア』について考え、未来を創造してもらう機会として、迷いや悩みを抱える同年次の仲間同士と
意見を交わし合い、互いの意見から学ぶ研修となりました。
開会挨拶は社員教育委員の小杉氏より
「これから始まる1日を自身にとって価値のある時間にしてもらいたい。
その為には、知っていると思っていることも改めて新しい気づきが得られるよう聴く姿勢で 新しい発見と気づきの多い1日にしてください。
現在の課題は何か? また、なぜそれが課題なのか?という なぜを繰り返すことで
解決すべき本当の課題に向き合ってみてください。」とのメッセージから一日がスタートしました。
講義①ではミノン株式会社 営業部 部長代理 である水野氏に登壇いただきました。
水野氏自身 昨年は幹部社員研修を受講した受講生OBです。
幹部社員研修では自社の課題を改めて俯瞰的に見つめなおし、課題を見つけ現在も研修時に
決めた取り組みを実践しています。
今日は学び方を学んだことを活かし、3年目の受講生の皆さんに
【日常業務の意味ってなんだろう? 仕事の意味って何だろう?】をテーマに経験談とその時の想い、
気付いたと、今も大切にしていることを伝えていただきました。
水野氏の講義を聞き、改めて【現在の課題は何ですか?
なぜ、その課題を克服、改善しなければならないのですか?】をテーマにグループ討論を実施し
活発な意見交換となりました。
その中で気付いたこと課題としたことをグループでまとめ、発表してもらいました。
午後のグループ討論②では、午前のグループ討論①で気づいたこと、課題としたことを踏まえて 【1年後どういう姿になっていたいですか?そのためにクリアすべき本当の課題と行動は何ですか?】をテーマにグループ討論を進めました。
これは自身が課題と捉えていることが ただの事象ではないのか? 本当に真の問題点を見いだせているのか?を
改めて自身と向き合い掘り下げてもらう機会となりました。
真の問題点が見えたときにはじめて今の仕事の本質が見え、そして本質に触れたときに
未来になりたい姿が確実なものとなっていく。
そんな目的の討論から積極的なグループ討論が行われ、いよいよ グループごとの発表がおこなわれました。
また、発表の締めは 23名全員が 〇▲します!という宣言の形で 覚悟の決意表明をしてもらいました。
今回の3年目研修も気付きと学びが盛りだくさんな内容となりました。
私たち、同友会の社員教育の理念は『共に育ちあう土壌をつくる』ところにあります。
中小企業は地域の人々に支えられている存在である一方、地域の人々の暮らしを支える重要な立場でもあります。
その役割を担っている私たち、同友会員中小企業経営者は地域社会から信頼される企業、信頼される経営者と
社員の集団となるため、社内において共に育ちあう土壌つくりを行い
互いが『あてにし、あてにされる労使関係』の構築を目指して活動を行っています。
本日の研修を受講しての決意表明が 皆さんの幸せと会社の未来の発展につながることを願い
今後もより良い研修を開催したいと思います。
社員教育委員会、研修につきましてのお問い合わせをお待ちしております。