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神奈川県中小企業家同友会
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みかさんフォーラム・アフターイベントを開催しました

2023年2月23日に小田原で開催された雇用創造フォーラム(通称:みかさんフォーラム)は、200名の参加登録をいただき、ダイバーシティ委員会も大きな一歩を踏み出すことができました。ただ、フォーラムは当日だけでなく、実は「アフターイベント」もありました。その様子を記事にまとめました。

「みかさんフォーラムアフターイベント」とは

みかさんフォーラムは当日限りのイベントではなく、終了後も神奈川県内の支援学校や障害者支援施設の見学会「アフターイベント」を実施しました。アフターイベントで訪問した学校などは以下になります。

3月1日(金)神奈川県立 小田原支援学校
7日(木)県立中井やまゆり園
14日(木)障害者支援センターぽけっと
15日(金)足柄高等学校

神奈川県立 小田原支援学校

小田原支援学校の見学会には6名が参加し、日中の授業として、8班(1:木工、2:紙工、3:やきもの、4:ハンドメイド、5:手工芸、6:農園芸、7:受注、8:環境整備)に分かれて作業活動に取り組んでいる様子を見学しました。

当日は、農園班が畑から戻ったとのことで収穫された野菜があり、通年の作付けの計画や陶芸班ではお皿を作成していました。

各班の生徒から活動内容の説明をいただき、参加者が質問をする場面が多々ありました。その後、学校概要説明をいただき、参加者との質疑応答を行いました。

野菜やコースター、食器など作成したものは参加者からは「良い物」という声がありましたが、学校側は販路など社会との関わりづくりがコロナ禍以後、課題でもあるとのはことでした支援学校生の作成・収穫物の販売を通じて、生徒ができることを知ってもらうとことがその後の「働く」につながることではと参加者からは意見が出ました。

神奈川県立中井やまゆり園

指定障害者支援施設である県立中井やまゆり園の見学には5名が参加しました。昨年度来取り組んでいる改革の一環としての日中作業(手帳の解体)や生活場所である寮を見学しました。

寮ではフォーラム当日の受付に参加した利用者の方のエピソードを伺いました。その利用者はいままで居室での生活を行っていましたが、徐々に寮や園のメンバーとの交流を始め、外出も行うなど内容を増やしてきました。フォーラム当日は初めての場所で不特定多数の方(200名)が来る場所でどうなるか不安もあったとのことです。しかし、「参加した他の参加者よりもその場を楽しんでいたのでは」と、自分たちではなかなか作れない場で新たな挑戦の場となり、本人も職員も今後の可能性を感じる場となった、との話を伺いました。

また、最後の質疑応答では障害者が社会で暮らすことの歴史的な話や様々な活動(受注作業や地域での共同作業など)にさらに取り組んでいくとの話とともに参加(見学)者が所属(企業や団体)の単位でも是非、見学での来園の案内がありました。

障害者支援センターぽけっと

ぽけっとの見学会には4名が参加し、ほけっとの位置づけや提供している支援について説明を伺い、実際に参加者が能力診断テストを受け、診断テストの様々な背景や狙いを体感しました。また、近隣企業の店舗でトレーニングを行い、障害者雇用に向けた企業の取組の紹介がありました。

実習の重要性がいかに重要かとして、当事者にとっては就業実習の場であり、企業は障害者雇用に向けた取り組みとなります。ぽけっとの支援員・相談員は所長をはじめ、普段は企業を訪問し定着支援を行っているとのことでした。

足柄高等学校

県立足柄高等学校は、神奈川県教育委員会から「インクルーシブ教育実践推進校」の指定を受けている学校です。見学会には6名が参加。当日は、参加期末テストを終えた時期として、通常とは異なる事業が多々行われていました。そのうちの、1時間目から3時間目までの授業をそれぞれ見学させていただきました。(1時間目全体的に見学、2時間目基礎英語、3時間目職業)

足柄高校は県のインクルーシブ推進実践校としてパイロット校(1期)として定員21名(学年)で開始されています。県内のインクルーシブ推進実践校は令和6年度(2024年度)からは3校増え、計18校になるとのことです。高校の進路担当の先生からは、実習先の確保が課題として説明がありました。また、新しい取組み故の課題を共有いただきました。

見学会後には担当の先生からはお礼のご連絡をいただくなど、フォーラムを通じた地域での取組みとしては今後が楽しみなものとなりました。