横浜・川崎・横須賀・小田原・厚木・湘南など神奈川県各地での異業種交流会です。経営の勉強を行い、社員とともに発展する会社を創ります。
神奈川県中小企業家同友会
10:00〜18:00(月〜金)

横浜みなと支部/みなと結の会/第33回「ホリスティックケアを通じたコミュニティ形成から生まれる地域活性事業について」㈱W-Insight 代表取締役 新谷永海香氏

みなと結の会とは

「みなと結の会」とは、新会員と既存会員の交流を主体とし、あらゆる業種の専門知識や市場の動向などをセミナーを通じて学び、自社の経営のヒントを見つけることを目的としており、2020年9月25日にスタートしました。

今回は、㈱W-Insight 代表取締役 新谷永海香氏にご報告いただきました。

「人と動物の共生社会の実現」という横浜市のスローガンをもとに

昨今、「人生100年時代」と言われるように、健康寿命を伸ばす、
病気にならない身体をつくる(未病ケア)ことに関心がある人が増えています。

しかしながら、具体的にどのようにすれば良いのか、自分に合った健康法とは、
どこで実践するのかなど、誰に、何を聞けば良いのか分からない人が多いのも現状です。

報告者の新谷さんは、「人と動物の共生社会の実現」という横浜市のスローガンをもとに、
ペットセラピーサロンをオープンしました。
そこで行うホリスティックケアを通じて、飼い主さんも自身の健康に関心を持ち、その体験価値に共感する人たちのコミュニティが徐々に形成されていったそうです。

ホリスティックとは

ホリスティックとは、人間が生まれながらに持っている『自然治癒力』を高めることを目的とした予防医学のことです。
ギリシャ語で「全体性」「関連」「つながり」「バランス」を意味する「ホロス(holos)」を語源としています。
身体と心と魂、そして環境のすべてのバランスまで含めた全体的な視点で健康を考えるのがホリスティック医学です。

体の不調の原因解明は、ホリスティックから

不調の原因は、「何となく」という感覚レベルでしかわからないことがあります。
根本的な原因に気づくことにも意味はあると思いますが、
大切なのは最終的に心身ともに健やかな状態に導くことです。


対話を通じて共に寄り添いながら、本来持っている自然治癒力を高めることで、あらゆる不調の原因を根本から見つめていくことが、人と動物の共生社会の実現につながるのだと感じました。

地域再生のキーワードは、地域内経済循環、内需主導、持続可能・エネルギーシフトやSDGsなど、社会課題と直結しています。

共通のテーマをもつ人同士が集うコミュニティを通じて、「体験価値の大切さ」が広がれば、地域社会からの信頼や期待に高い水準で応えられると思います。

自社の存在意義を改めて問い直すとともに、中小企業がしっかりと事業をし、地域に必要とされる存在になるための環境づくりを粘り強く行っていきたいと思います。

神奈川県中小企業家同友会とは


神奈川県中小企業家同友会は1965年に設立された経営者団体

2022年現在 約840社が加盟しており
(全国組織である中小企業家同友会には約47,000社が加盟)

よい会社をめざそう
よい経営者になろう
よい経営環境をめざそう


この3つを目的を理念の1つに掲げ強靭な経営体質をつくる経営者のための異業種交流団体です。


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