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神奈川県中小企業家同友会
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目の前の経営課題を解決するのは我々の苦い経験。第8回横浜中央支部/商品アイデア研磨会実施報告

2023年8月4日金曜日、オンラインにて商品アイデア研磨会が実施されました。商品アイデア研磨会は、横浜中央支部の仲間が持つ商品アイデアや課題などを気軽に相談できるよう、伊藤秀司支部長の発案で2022年度から実施されている横浜中央支部独自の取り組みです。

この日は、8回目の開催となり、伊藤支部長、田中副支部長、国澤副支部長をはじめとした10名が参加しました。相談者として、楽希工業の代表・藤本瞬さんが経営課題を共有し、参加者と一緒に真摯に課題解決の議論を進めました。

良い意味で無責任なアイデアが経営の可能性を広げる

2022年に起業された藤本さんが提示した主な課題は以下の二つです。
①ホームページやSNSを活用した自社のプロモーションプラン
②個人客をターゲットとした事業拡大方法

藤本さんの説明や投影資料を参考に、参加者は各自の専門知識を活かして様々な施策を討議しました。

この様子は、後に田中副支部長が「ご本人も十分に認識している課題ですが、参加者の多様な感性ですぐに実践できるアイデアが多く出されました。良い意味で無責任にアイデアを出していくところに大きな価値があると感じた」と振り返ったことからも推測できるように、とても有意義な討議となりました。

経営者だからこそ知る苦い経験からの親身なアドバイス

さらに商品アイデア研磨会を特徴づけることが、もう一つあります。それは、施策の視点が経営者のものであることです。

単なる施策のアイデア出しに留まらず、そもそも何を解決しないと施策実行にまで至らないのか?経営者特有の心理状態や、陥りがちな行動など、過去の苦い経験をもとに深掘りしながらの指摘やアドバイスとなります。

藤本さんは「自分のやっている事業の可能性や必要性がわかった」語り、当初は、事業の拡げ方について研磨だと思っていたのが、自分の事業の深堀、そして自分の至らなさまで認識できたと言います。

さらに、施策の実行前に解決しないといけない根本的な経営課題も洗い出されたため、「皆さんから的確に仕事の方向性を提示していただけた」「自分自身のやるべきことが整理できた」「決めて行くのは自分自身だと再確認できた」と語り、これからやるべきことが明確になった様子でした。

全ての参加者にとって収穫の多い商品アイデア研磨会

今回の総括として、田中副支部長は「今回の藤本さんは、技術が十分に市場で評価されていて忙しすぎるぐらい仕事は潤沢にありました。ですので、仕事を確保して売上や利益を増やすというテーマではなく、少し長期的な方向性を考える研磨会となったのが特徴でした」と感想を述べ、単なるアイデア出しの会に留まらず、経営者視点で深く本質に迫った議論が行われたことを挙げました。

さらに、「私自身も同様な課題を感じており、皆様のご意見やアイデアがそのまま自分にも当てはまる事が多く、意義深い時間となりました。一人で考えることも大事ですが、多様な経験や感性によって新たな視点を得られることは大変に貴重なことです」と、相談者の藤本さんの事業が更に発展されることを祈念するとともに、全ての参加者にとっても、収穫の大きかった会であったことを表しました。

横浜中央支部は、今後も商品アイデア研磨会を通じて、各会員の事業発展をサポートしていきます。