横浜・川崎・横須賀・小田原・厚木・湘南など神奈川県各地での異業種交流会です。経営の勉強を行い、社員とともに発展する会社を創ります。
神奈川県中小企業家同友会
10:00〜18:00(月〜金)

横浜みなと支部/みなと結の会/第27弾 「つながる保育と社会。私たちにもできるみらいへの取り組み」

「みなと結の会」とは、新会員と既存会員の交流を主体とし、あらゆる業種の専門知識や市場の動向などをセミナーを通じて学び、自社の経営のヒントを見つけることを目的としており、2020年9月25日のコロナ禍にスタートしました。

今回で27回目を迎えるに至った経緯は、①ZOOMにより移動もなく気軽に参加できること、②業界の現状や市場動向などがわかることなどから、多くの会員の方から好評いただいております。

今回は、新会員の株式会社保育のみらい 代表 松山由美子さんに、今後避けることができない少子化問題や、子育て世代における保育の重要さなどに焦点を当て、私たちにもできる「保育の未来」への取り組みについてお話しいただきました。
松山さんは保育・幼児教育に携わった豊富な経験を生かし、保育所の運営指導や離職防止研修を専門として、
保育所の立ち上げやM&A後の保育園の立て直し相談に応じるなど、保育運営に携わる活動を幅広く行っております。

報告内容

1.保育の現状
2.社会への問題
3.保育のみらい

私たちは、これからの日本の未来を担う子どもたちにどんな経験をさせてあげたいのか?
どんな大人になって欲しいのか?
参加者の幼少期はどんな思い出があったのか?
どんな子ども時代を過ごしていたのか?など、大いに盛り上がるセミナーでした。

何より、保育の現状として、「待機児童ゼロ」になったのは良いのですが、保育士さんが不足していたり、作りすぎて幼稚園児が集まらないなど、一般ニュースでは知り得ない問題を知ることができました。

また、現状の幼児教育は、教師が一度に沢山の子どもたちを相手に一方的に知識を与える傾向にあります。
世界でも幼児教育に先進的な北欧などは、子どもが主体となる方針で、自発性を尊重し、自分で課題に取り組み失敗しながら結果を導き出すプロセスを重視しています。

経営者として、子育中の社員さんに対して何ができるのか?
働きやすい環境をどうやって取り組んでいけばいいのか?
また、その取り組みは、日本のみらいにどう影響していくのかなど、参加者の皆さんと共に考える良い機会となりました。